編集室から

編集後記 2021夏号

去年の今頃は大学の授業がオンラインになったために、動画を編集してYoutubeにアップすることをひたすらやっていました。そして一年後、その技がこのWebマガジンの場で生かされる日がくるとは思いもしませんでした。この数年の間に培われたことは、この先どこかで生きてくるはず!そして、早く居酒屋で生ビールが飲みたい!(荒木寿友)

---

4月より関西から金沢に移動して、新しい場所なのになぜか懐かしい感覚になっています。その「懐かしさ」とは、どこまでも続く未知な環境の中から自分に意味あるものを見つけようとしていた子ども時代を思い出すものでした。コロナ禍で思うように動けないのでゆっくりと「楽しい場所探し」をしていく予定です。(花輪由樹)

---

今年度から新たに「生活文化史」の講義を担当し、北欧と京のくらしを研究中。「夏至」を過ぎると6月30日は「夏越大祓」―半年間に身に積もった罪や穢れを祓い清め、暑い季節に病にかからぬように季節菓子「水無月」をいただくので店先で発見しては食べ比べ。体を動かして暑い夏を乗り切りたいです。(塚田由佳里)

---

札幌も緊急事態宣言が発令され、遠出は控えて、休日は近場の低山へ。子どもさんと一緒のご家族を多く見かけるように思います。公園でも多くの子どもたちが遊んでいます。感染には気をつけながら、体を動かして、短い夏の緑を楽しみたいですね。(愛甲哲也)

---

今回初めて校閲をさせて頂きました。執筆者の原稿を拝読しながら、文章からその方の想いを読み取ることが楽しく、また、文章を通して執筆者と自分との間で子どもやその環境への想いが共鳴する感覚があり、校閲の面白さをしみじみと感じました。(石田佳織)

---

東日本大震災後、東北の海水浴場は再開が遅れたこともあり、海を知らない小学生も多い。このコロナ禍の1年、「何もできない。」ではなくて、「どうやったら面白くできるか。」を考え、工夫して活動してきた。どんな時でも子ども時代の「今」まさにこの「瞬間」が大切だと思う。この夏も「本物の体験と思い出を」と、試行錯誤する。(松村弘美

---

最近、焚火台で直火BBQをする際にはまっているのが「魚の香草焼き」。レシピをネットで検索するのですが、レシピ通りに作ったことがなく、ホイルで包み、香草が入っていればなんでも美味しいような気がします。あ、越前海岸で上がった新鮮な魚は必須です♪アジとかスズキとか。自分で釣った魚ならなお良いでしょうねぇ。(藤田大輔)