第13回こども環境アドバイザー資格講習会のお知らせ

(こども環境学会認定)

2021 年3 月13 日(土)~ 14 日(日)開講

現代社会において家族や地域のあり様が大きく変わり、こどもを取り巻く環境にも様々な問題が発生してきています。
こども環境学会では、発足当初より、こどもが心身ともに健やかに育つ環境づくりのための学びの場として、こども環境アドバイザー講習会を実施しています。
こども環境アドバイザーとは、「こども環境にかかわる総合的な知識及び基本的なコミニケーション・スキルを身につけ、こどもに関わる環境改善のための支援及びアドバイスができる」 レベルの資格です。こども環境アドバイザーには、家庭・保育・教育・地域などにおいてよりよいこども環境を形成していくために、専門領域における指導者的な立場に立つだけではなく、さまざまな領域を結びつける役割を担うことが期待されます。
講習会では、そのために必要な幅広い知識やスキルを身に付け、多様なバックグラウンドを有する講師、参加者との交流をはかるプログラムを提供しています。講義は、「こども環境学概論」 に加え、「こども理解」「 こども環境」「 こども参画」「リスクマネジメント」 の4 領域から構成され、演習Ⅰ〜Ⅲは実践的な内容となっています。

こども環境アドバイザー資格講習会は、全国から集まった参加者がともに学び、交流する場となっています。
既に活動されている方、これから積極的に関わっていきたい方など、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
また、既に資格をお持ちの方も再講習を受けることができます。

○主  催:公益社団法人 こども環境学会
○企画実施:(同) 資格認定委員会 (委員長:谷本都栄)
○期  日:2021 年 3 月 13 日( 土)〜 14 日( 日)
○参加方法:Zoom によるオンライン受講
○対  象:こども環境にご関心をお持ちの方。      本会会員以外の方もご参加いただけます。
○募集人数:20 名( 定員を超えた場合は抽選とします)
○受講料:
①新規受講 (認定試験受験料を含む):会員20,000 円、非会員30,000 円、学生 20,000 円( 会員、会員外とも)
②再受講 (試験・面接無し):会員5,000 円、会員外10,000 円
 ※いずれも事前振込み
振込先:みずほ銀行自由が丘支店 店番号:533 普通預金口座2560885
公益社団法人こども環境学会 シャ)コドモカンキョウガッカイ
※ 自己都合によるキャンセルには返金はいたしません。但し、特別の事情の場合(天候、事故等)には配慮します。

■募集要項・プログラム・申込書 ダウンロード

 

こども環境アドバイザーとは
資格制度のねらい


こども環境学会副会長/帝京大学教授

福岡 孝純(資格認定委員会委員長)


技術消費文明を背景に、機能性、効率性、情報性が優先されるなかで、社会や家族のありようが大きく変わり、こども達を取り巻く環境にも様々な問題が発生してきています。本資格制度は、これらの状況に対応し、こどもが心身ともに健全に育つことができるように、専門性をもちながらも総合的・人間学的な視点からこども環境を理解し、現場の当事者と協働し、社会に貢献していけるような人物を養成することを目指しています。具体的には、家庭、保育、教育、地域、行政などにおいてこども環境に関わる人々とともに、こどもにとって問題のある環境やその原因を発見し、よりよい環境形成について提言し、改善のために積極的に行動できるアドバイザーの育成です。

資格制度は2007年にスタートし、現在第3回講習会を修了した時点で、75名の方がこども環境アドバイザーに認定されました。資格取得者は、保育・教育関係者、建築関係者、行政担当者、NPO関係者、研究者などバックグラウンドは様々ですが、熱心にこども環境に関わってこられ、資格取得後も各領域で活躍されています。こども環境学会では、学会大会や学会誌等において、こども環境アドバイザーの皆さんの活動紹介、情報交換の場を設けるなど、活動を支援していきます。

今後も、講習会をとおしてこども環境に対する理解を深め、現場でのスキルアップ向上を目標に、さらに多くの方々に参加していただきたいと思います。

 

 


今、なぜこども環境に関わる専門家が必要なのか
こども環境アドバイザーに期待する


こども環境学会初代会長/環境建築家

仙田 満


今、日本のこどもたちは劣化と呼ぶべき、極めて困難な状況にある。体力、運動能力の低下、こどもの生活習慣病の増加、意欲の減退、引きこもり、不登校、そしていじめをはじめとするこどもたちに関する深刻な事故、事件等、新聞やテレビ等に話題にならない日は少ない。これにはこどもの成育環境全体における環境問題が大きく関わっているといえる。こどもたちが育つ環境、こどもを育てる環境が悪化しているといわざるを得ない。


150年前に日本を訪れた外国人の評価は「こどもの楽園」であったと歴史家は述べている。この150年間で日本のこどもたちを育む大人の気持ちに変化が起きているのであろうか。しかし、いつの時代にあってもこどもたちの成育に寄り添い、サポートする大人たちが必要である。その大人たちはこども環境全体にわたる育ちの環境に対する理解と知識をもった人たちであることが望ましい。小児医療、保健、教育、運動、デザイン等、さまざまな分野でこどもの環境をサポートしている人たちがいるが、多くの場合個別的である。

こども環境アドバイザーは広くこども環境を理解し、統合的知識と調和のとれた行動により、こどもの環境をよりよくする活動に参加することが期待され、創設された資格である。こども環境アドバイザーがお互いに連携し、切磋琢磨しながらこどものよりよい環境形成と健やかな成長に寄与することを期待したい。

 

 

資格認定


資格認定 関係の資料については、以下のフォルダからダウンロード可能です。