災害等支援活動

カテゴリ 震災
名称 関東大震災100年と防災減災科学/防災学術連携体
概要

防災学術連携体の企画による冊子「関東大震災100年と防災減災科学」に寄稿。

冊子「関東大震災100年と防災減災科学」 P8

「災害遊びを通して子どもを防災・復興の主体として捉える」工学院大学教授・安部芳絵

詳細

はじめに
 関東大震災から100年にあたり、こども環境学会は、0-18才までの子どもを防災や災害復興の主体として捉えることを提起したい。子どもを、単なる「災害弱者」「支援対象」として見るのではなく、被災の当事者であり災害復興・防災の主体として捉えるきっかけとして、本稿では災害遊びを取り上げる。
災害をモチーフにした遊びを災害遊びという。関東大震災後には、竹久夢二によって「自警団遊び」が描かれた。阪神・淡路大震災後には、公園で中学生たちが地震ごっこをしていたという記録があり(天野、2011:71)、東日本大震災後には新聞でも報道された。
本稿では、東日本大震災(2011)・熊本地震(2016)・九州北部豪雨(2017)後の災害遊びに関する調査結果から、関東大震災から100年を経ての災害と子どもの遊び環境について課題を提起する。

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リーダー 安部芳絵
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関連URL等 https://janet-dr.com/060_event/20230708.html
年度 2023