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ウェブマガジン「こども環境楽」2023夏号「放課後の居場所」公開しました

こども環境学会員のみなさま

みなさん、お疲れさまです!
西日本のメンバーのみなさんを中心に2023年夏号を編集していただき、先日、公開いたしました。
(バトンをつなぐについては編集中なので、しばらくお待ちください)

お盆に差し掛かってのご連絡になってしまってすみませんでした。
どうぞよろしくお願いします。

こども環境楽2023夏号
https://magazine.children-env.org/?p=1139

《目次》
放課後の居場所

《特集》
  1:「生活の場」を保障する学童保育の整備課題(小伊藤亜希子)
  2:子どもの居場所としての学童保育~けやき児童クラブ~(大谷直史)
  3:地域の中に思春期の子ども達の居場所を チャレンジクラブの取組(森賢悟)
  4:居場所のリンク集

《世界のこども環境》
  5:オーストラリアの学童保育(松本 遼子)

《バトンをつなぐ》
  6:公開までしばらくお待ちください(○○○◯)

《こどもの目と手》
  7:「夏休みはこんな車でお出かけしたいね!!」

《この一枚!》
  8:「カイコの餌やり」

《ブック&シネマ》
  9:書評『怪物』(聖徳大学 神谷明宏)

《編集室から》
  10:編集後記
  
西本雅人(福井大学)

おしらせ 5/26-27 学びのかたちをつくる会 #01 まわる・まざる・まなぶ

風真っ直ぐな廊下に四角い教室が並ぶ。教室の南側には窓、正面の黒板に向かって椅子と机が並ぶ。私たち大人が育ったようなそんな校舎の当たり前から離れた空間設計・環境設計をすると、どんな子どもの学びの姿が見られるのでしょう。どう育っていくのでしょう。またその時、大人の役割はどう変化するでしょうか。
幸せな子ども時代を過ごせる学校をつくりたいと願って2020年4月に開設した軽井沢風越学園を題材に、「子どもたちの学びの姿が変容する学校建築とそこでの子どもの暮らし」について、建築に関わる人たちと保育・教育者・行政関係者がまざって考えてみたいと考え、学びのかたちをつくる会・第1回企画として以下のとおり開催いたします。

主催:学びのかたちをつくる会(代表:仙田満、環境デザイン研究所・軽井沢風越学園)

実施日:2023年5月26日(金)・27日(土)の2日間(途中参加・退出はお控えください)
場 所:軽井沢風越学園(長野県北佐久郡軽井沢町発地1278-16)
参加者:100人(大学生・大学院生など20名)
参加費:1万円(学割:5000円/当日受付にて、学生証をご提示ください)
対象:子どもたちの教育・保育環境の建築設計に関係する方、保育・教育関係者で空間設計・環境設計に興味のある方、学校建築等に関係する行政関係の方

詳細は 風越学園ホームページ https://kazakoshi.ed.jp/news/event/28381/

主催:学びのかたちをつくる会(代表:仙田満、環境デザイン研究所・軽井沢風越学園)
協賛:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、KILC( キルク ) 株式会社、株式会社ミツルヤ製作所  後援:日本建築家協会、日本子ども社会学会、日本建築士会連合会(予定)

発起人代表・仙田 満(環境デザイン研究所)からのメッセージ
現在、我が国の子どもたちは国際的に比較しても孤独感に悩まされ、不登校も約 24万人、自殺率も高いと指摘されています。またその選択をするのは 4/10、9/1 が多いと統計で示されています。学校に行けない、行きたくない子がいて、死に追い込まれています。いじめや学業が直接的な原因だとも言われていますが、学校空間が楽しく、わくわくするものならば避けられることかもしれません。建築家の責任は重いと考えています。
規律訓練型の学校は約 200 年前、イギリスで発明されたと言われています。学校は兵舎や監獄に似ている空間ともされています。あらためて、子どもたちの学びの空間を考え直しませんか。子どもたちだけでなく、学校の教師の皆さんが「学校で教えるのが楽しくて仕方がない」という学校をつくりませんか。
そういう学校をつくるためには何を変えればよいのか、何を守らねばならないかをみんなで考えませんか。そういう活動を広げ、日本のこどもたちの学びのかたちに変化を生みたいと考えています。
ぜひ一緒に考えましょう。議論し、子どもたちのために、教師のために、楽しく学べ、楽しく教えることができる学校をたくさん実現しましょう。

20230526_学びのかたちをつくる会#01.pdf

 

学会誌「こども環境学研究」表紙デザイン画コンペ 結果発表

 こども環境学会では、学会誌「こども環境学研究」の表紙デザイン画のコンペを実施しました。審査員による厳正なる審査の結果、34 点の応募の中から、最優秀作品1 点、審査員長賞1 点、優秀作品5 点、入賞作品4 点が選定されましたので、ここに発表いたします。応募してくださったみなさん、ありがとうございました。

作品はこちら

佐久市野沢児童館併設型子育て支援施設整備事業設計業務プロポーザルコンペ

長野県佐久市は、「佐久市野沢児童館併設型子育て支援施設整備事業設計業務」について、公益社団法人こども環境学会と知的生産者選定支援機構による業務支援により、プロポーザル方式による設計者選定を実施します。プロポーザルは、2022年6月3日に公告され、仙田満審査委員長の審査委員会で、2段階による設計者選定を行います。1次審査は、全国の設計事務所(応募資格制限あり)から提案書を募集し選定された事務所は、2次審査で佐久市内に事業所を持つ設計事務所とJVを組み、提案書とプレゼンテーション・ヒアリングによる審査で、最優秀者を決定します。概算工事費は8億5千万円以内、規模(延床面積)は約1720㎡で、事業内容の詳細は、佐久市のホームページ(URL:https://www.city.saku.nagano.jp/machizukuri/jigyosha/keiyakugai/puropo.html)で公開されています。

佐久市におけるプロポーザル方式による設計者選定にかかる業務支援とプロポーザル実施の事前告知について

2022年5月
公益社団法人こども環境学会は、佐久市の子どもの健やかな成長に資するため、令和2年7月31日に佐久市と包括協定を締結しており、現在、包括協定の一環として「佐久市野沢児童館併設型子育て支援施設整備事業設計業務」における設計者選定について知的生産者選定支援機構と連携し業務支援を行っております。
プロポーザルを含む事業内容の詳細につきましては、佐久市のホームページなどで5月下旬頃に公開予定です。

知的生産者の公共調達に関する法整備連絡協議会 https://www.chitekiseisan.com/