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「熊本地震」被災者の皆様へのお見舞いと今後の取組みについて

 2016年4月14日にはじまった「熊本地震」は、震度7を記録し、さらに、その後の本震に引き続き1000回を超える余震が続き、予断を許さない状況が続いております。
 犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 こども環境学会では、被災された方々への支援などを進めるべく、富山大会が開催された日、4月23日に「熊本地震についての理事・代議員による緊急役員会議」を開催し、学会としての支援のあり方を検討いたしました。

 保育園・幼稚園ならびに学校が再開されたというニュースも入ってきていますが、災害被災直後からの急性期、そして中・長期的な視点から、お子さんや子育て中の方々のニーズにそった支援が求められます。

 そこで、こども環境学会としては、子育て中の方々やお子さんたちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)からの回復に「遊び」が重要であるという視点にたって、こども環境学会のもつネットワークによって、災害時の急性期、中・長期的に遊びの提供や遊び場の確保などを働きかけていく予定です。

 今後の活動につきましても、随時、ご報告を申し上げて会員の皆さまと情報を共有しますとともに、皆さまの情報提供やご支援も賜りたくお願い申し上げます。

2016年5月17日
こども環境学会
会長 松本 直司