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公益社団法人こども環境学会 2019年度代議員選挙 選挙結果報告
公益社団法人こども環境学会 2019年度代議員選挙
選挙結果報告
2019年1月24日
2019年度代議員選挙管理委員会
委員長:谷本 都栄
こども環境学会2019年度代議員選挙結果について以下にご報告いたします。
改選代議員数は、2018年度末で任期満了となる代議員(以下10名)と欠員1名の計11名です。
織田 正昭、小澤 紀美子、小柴 満美子、島田隆道、高木 真人、仲 綾子,
新田 新一郎、福岡 孝純、松本 直司、三輪 律江(敬称略、50音順)
【2019年度代議員選挙の公示資料】の通り、公示および立候補者受付を2018年12月3日(月)に開始し、
立候補登録を2019年1月13日(日)(消印有効)に締め切りました。
下記の11名から選挙管理が代議員候補として立候補されました。
1月13日(日)消印有効での立候補者は以下の11名です。
(敬称略、50音順)
【立候補者】11名
織田 正昭 (福島学院大学 教授)
北方 美穂 (一般社団法人日本フィンランド協会事業推進委員、
あそびをせんとや生まれけむ研究会 代表)
佐藤 将之 (早稲田大学 人間科学学術院 准教授)
島田 隆道 (名古屋短期大学QOLサポーター/元愛知医療学院短期大学 元教授)
仙田 考 (鶴見大学短期大学部保育科 准教授)
高木 真人 (京都工芸繊維大学大学院 准教授)
仲 綾子 (東洋大学 准教授)
中川 千鶴 (公益財団法人鉄道総合技術研究所 人間科学研究部人間工学研究室 主任研究員)
増田 剛 (B&G御前崎海洋クラブ)
松本 直司 (名古屋工業大学 名誉教授)
三輪 律江 (横浜市立大学学術院 准教授)
上記のとおり、改選代議員数と立候補登録者数が同数であることから、2019年度代議員選挙は、
投票を行わずに代議員を選出することを決定いたしました。
(2019年1月24日 2019年度代議員選挙管理委員会 決定)
≪2019年度代議員選挙管理委員会≫
委員長:谷本都栄、副委員長:吉永真理
委員:神谷明宏、四釜 喜愛、高橋 勝、玉田雅己、富樫 豊、
中島興世、三木祐子、宮本照嗣
2018年度 第4回こども環境学セミナー
第4回こども環境学セミナー
※多数のご参加誠にありがとうございました※
開催年月日: 2019年2月15日 金曜日 18:00~19:30
会 場: 環境デザイン研究所・・・・・東京都港区六本木5-12-22
講演テーマ:大地保育の理論と実践
― 母であり師匠である塩川豊子から私が学んだこと ―
講 師 :塩川寿平(大地教育研究所所長 大中里こども園名誉園長 元静岡県立大学教授)
講演の概要:
塩川豊子と創立65周年を迎える『大地保育の理論と実践』
大地保育とは、太陽・水・どろんこ・草・木・兎・猫・鶏・山羊・豚などの動物や花畑・野菜畑などの自然環境と関わる保育内容を最重視し、大地を土台に展開される自由保育 (=子ども主体の保育)の総称である。
大地保育の名称を最初に使ったのは塩川豊子(1915~1999年)で、 1953年に開園した野中保育園(静岡県富士宮市:現在は認定野中こども園)の保育実践を理論化して「汲みつくすことのできない宝庫である大自然に挑む中で、子どもたちが育てられていく保育。 塩川豊子」と定義した。
同地方の農村文化の豊かさとモラルの高さ、第一次産業の大切さと親の後姿を見て育つ大切さを保育に取り入れた。
理論的には「受容と精神解放の理論(ASニイル)」と「体験学習の理論(ジョン・デューイ)」を中心理論として、のびのびとした大地保育環境を保障した。
大地に向かって自発的に挑戦する保育を通して、自ら主体的に個性と能力を引き出していく『子育ちの保育』である。特に大地保育の象徴的な保育実践である「どろんこ保育」や「名のない遊び」の受容は、発達過程のあるがままを受け入れることにより『自己肯定感情』を育てる上で特に重要な幼児教育理論である。
また、都市化とバーチャル化の現状化で生活している乳幼児にとって、自然環境と取り組む大地保育は、今日、ますますその必要性が高く評価されている。
【ジュッペちゃんの大地教育ブログhttps://ameblo.jp/juhei79を見てね!!!】
子どもを大切にするということは人としてであって私たちの“大地教育”は大人も童心人となって、子どもと共に独立国(子どもの園)を創造するということではないかと思います。いつでも、どこでも、いつまでも子ども心を忘れずに『名のない遊び』等を大切にしたいと思います。 こども環境学会認定アドバイザー
愛育心理研究会認定インストラクター 塩川寿平
①HP「フレーベル館の塩川寿平先生」を開いてくださいネ!・・・・・見てネ!
https://www.froebel-kan.co.jp/teacher/story/teacher_staff1326.html
②HP「大中里こども園」を開いてくださいネ!・・・・・見てネ!
http://oonakazato.com/
講師プロフィール:現在満80歳。
1938(昭和13)年 11月26日、満州国奉天市(現在の中国東北・遼寧省瀋陽市)で生まれ、終戦の翌年1946(昭和21)年、 7歳9ヶ月の時に父親の実家である静岡県富士宮市野中に引き揚げてきました。その後、祖父が戦争中守っていた実家の田畑や柿の木果樹園の農作業に、食べていくために子どもも大人も家族全員で従事しました。
終戦から8年目、戦争の傷跡がまだあちこちに残る1953(昭和28)年、私が15歳の時、父と母の手によって野中保育園(静岡県富士宮市)は開園されました。米蔵や母屋が保育室です。慈善事業の時代でしたから保母不足であり、私は保育を手伝いながら、慈善事業に目覚め、その後、児童福祉を目指す青年となり、日本社会事業大学を卒業、明治学院大学大学院を修了しました。
中学生の頃から父の農業を手伝ったり、母の保育園を手伝ったり、高校生時代にはサンタクロースになったりして園児の中で生活していたので、頭のてっぺんから足の先まで、私の体のどの部分をとっても『大地保育人間』になってしまったのです。
【主な著書】
・「子どもを伸ばす保育環境」森上史朗を氏と共著 第一法規
・「名のない遊び」フレーベル館 電子書籍あり
・「どろんこ保育」フレーベル館 電子書籍あり
・「コーナーのないコーナーの保育」フレーベル館 電子書籍あり
・「大地保育環境論」フレーベル館 こども環境学会論文賞
・「子どもと親が行きたくなる園」佐々木正美氏と共著 すばる舎
【主な受賞歴】
・日本保育学会 倉橋賞
・全国保育士養成協議会 会員校 職員表彰
・日本社会事業大学 社会福祉学会 学会賞
・東横学園女子短期大学 教育優秀賞 & 教育改善優秀賞
・こども環境学会 論文賞
・日本保育協会 創立50周年 感謝状(多年にわたる功労賞)
【主な教員歴】
専任大学:淑徳大学助教授 共栄学園短期大学教授 静岡県立大学教授
東横学園女子短期大学特任教授
兼任講師:千葉大学 静岡大学 岡山大学 大妻女子大学
常葉学園大学 浜松大学
年末・年始休業のお知らせ
◇年末・年始休業のお知らせ ◇
平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
こども環境学会では、誠に勝手ながら下記日程を年末・年始休業とさせていただきます。
【年末・年始休業期間】
2018年12月28日(金)~2019年1月6日(日)
休業期間中にいただいたお問合せなどにつきましては、業務開始日以降に順次対応させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
2018年12月17日
公益社団法人 こども環境学会事務局
第12回こども環境アドバイザー資格講習会 募集要項
学会認定 第12回こども環境アドバイザー資格講習会
募集要項
※終了しました。ありがとうございました。※
こども環境アドバイザー資格講習会では、毎年全国から集まった参加者がともに学び、交流する場となっています。こども環境に携わっている方、これから積極的に活動していきたい方など、多くの会員の参加をお待ちしております。また、既に資格をお持ちの方も再講習を受けることができます。
※先に発行されました学会誌冬号では、会場が東海大学と記載されておりましたが、正しくは建築会館会議室308号室です。
■主 催:公益社団法人 こども環境学会
■企画実施: 公益社団法人 こども環境学会 資格認定委員会(委員長:谷本都栄)
■日程: 2019年3月16日(土)~17日(日)
■会 場: 建築会館308号室:〒108-8414 東京都港区芝5-26-20
【講義】3月16・17日
【試験・面接】3月17日
■対 象:こども環境にご関心をお持ちの方。本会会員以外の方もご参加いただけます。
■募集人数:30名(定員を超えた場合は抽選とします)
■受 講 料
①新規受講(認定試験受験料を含む):
会員20,000円、会員外30,000円、学生20,000円(会員、会員外とも)
②再受講(試験・面接無し):
会員5,000円、会員外10,000円
※いずれも事前振込み
■振込先:みずほ銀行自由が丘支店 店番号:533 普通預金口座 2560885
公益社団法人こども環境学会 シャ)コドモカンキョウガッカイ
※自己都合によるキャンセルには返金はいたしません。但し、特別の事情の場合(天候、事故等)には配慮します。
■申込方法:
「第12回こども環境アドバイザー資格講習及び認定試験申込書」に記入、捺印、写真貼付の上、事務局へお送りください。
⇒要旨:★第12回こども環境アドバイザー講習会募集要項.docx
講習会のお知らせとプログラム.pdf
⇒申込書:こども環境アドバイザー講習会申込用紙.docx
こども環境アドバイザー講習会申込用紙.pdf
■申込締切:2019年3月5日(火)締切(消印有効)
■試験方法:講習会の全日程に参加後、小論文の試験及び面接を受けていただきます。
■結果発表:後日郵送にて通知
①合格者は、2週間以内に登録料5,000円(有効期間3年、更新可)を別途振込むことで、こども環境アドバイザーの資格認定証が授与されます。
②不合格者には追加の補習を課し、後日、資格認定委員会が合否を決定します。
資格認定について
合格者は、資格認定にあたって下記の条件を満たしていることが求められます。条件を満たしていない方は、条件を満たした時点で資格が認定されます。
「こども環境学会正会員または学生会員で、本会の主催または共催の大会、セミナー、こども環境学研究会の地方研究会、こども環境アドバイザー講習会などに1回参加したことがある者」
資格取得者の資格更新について
資格の有効期限は3年間です。第9回講習会(2016年3月)に受講・認定された方及びそれ以前に受講・認定された方で資格更新手続きをしていない方は、更新手続きをして下さい。
■更新に必要なもの:更新申請書
※更新手続きが遅れた方は審査により更新が認められれば、更新時から3年間資格有効となります。
また、すでに資格をお持ちの方も、再受講料5,000円で講習会を受講できます。
※資格認定及び資格更新についてご不明な点、詳細は事務局までお問い合わせ下さい。
こども環境アドバイザー 資格更新申請書.docx
公益社団法人こども環境学会 2019年度 代議員選挙の公示
公益社団法人 こども環境学会正会員 各位
公益社団法人こども環境学会
2019年度(平成31年度)代議員選挙の公示について
- 立候補者 募集 -
本選挙は公益法人として広く正会員に門戸を開いて、代議員選挙を実施するものです。
2018年度末で、半数の公益社団法人代議員が任期満了となります。
ここに選挙の日程をお知らせすると同時に、代議員の立候補受付を開始いたします。
今回の代議員選挙は、2018年度末で任期満了となる代議員10名と欠員1名の計11名の改選です。
任期満了となる代議員(10名):織田 正昭、小澤 紀美子、小柴 満美子、島田 隆道、高木 真人、仲 綾子、新田 新一郎、福岡 孝純、松本 直司、三輪 律江
2018年(平成30年)12月3日
公益社団法人 こども環境学会 代議員選挙管理委員長 谷本 都栄
≪ 選 挙 日 程 ≫
① 公示および立候補者受付開始 2018年12月3日(月)
※ 代議員選挙の選挙権・被選挙権は、選挙公示の日(2018年12月3日)現在、正会員である者が有します。
※ 当法人の定款において、「代議員の定数は、正会員の人数のうちから概ね50名につき1名の割合で選出する。」と定められています。また、従来の代議員の人数もふまえ総合的に勘案し、今回 定数は21名と定めます。そのうち、改選代議員数は11名です。なお、今回改選される代議員の任期は、平成31年4月1日から平成33年3月31日までの2年間です。
② 立候補締切 2019年1月13日(日)(消印有効)
※ 代議員選挙の立候補は、自らの意思によりお願いします。なお、他薦により立候補する場合は、正会員3名以上の推薦を受けるものとします。
③ 立候補者公示 2019年1月24日(木)
※ 立候補者確定後、投票用紙を事務局から発送します。
※ 立候補者数が定数に満たない場合は、選挙を実施せずに当選者を決定します。この場合、投票用紙の発送は行いません。
④ 投票期間 2019年2月1日(金)~2月7日(木)(消印有効)
※ 投票は、当法人の定める投票用紙の様式を使用し、無記名、郵送の方法により行います。
※ 投票用紙の様式は、11名連記とします。
⑤ 開票集計 2019年2月13日(水)
※ 選挙管理委員会立会いのもとに事務局にて開票および集計をします。
⑥ 理事会報告 2019年3月2日(土)
※ 理事会に選挙開票結果を報告します。
⑥ 投票結果報告、代議員総会の承認 2019年5月18日(土)
選挙管理委員会にて代議員選挙当選者確認後、代議員総会にて報告、承認を得ます。
改選代議員名簿(10名、50音順)
織田 正昭 (本会顧問/福島学院大学教授)
小澤 紀美子(本会理事/東京学芸大学 名誉教授)
小柴 満美子(本会理事/山口大学大学院 准教授)
島田 隆道 (名古屋短期大学 QOL サポーター/元愛知医療学院短期大学 教授)
高木 真人 (本会理事/京都工芸繊維大学大学院准教授)
仲 綾子 (東洋大学准教授)
新田 新一郎(アトリエ自遊楽校、(有)プランニング開 代表)
福岡 孝純 (本会理事/日本女子体育大学招聘教授)
松本 直司 (本会理事/名古屋工業大学名誉教授)
三輪 律江 (横浜市立大学学術院准教授)
非改選代議員名簿(10名、50音順)
神谷 明宏 (本会副会長/理事、聖徳大学 准教授)
四釜 喜愛 (食と森の保育園 小松島 園長)
高橋 勝 (本会監事/顧問、横浜国立大学 名誉教授)
谷本 都栄 (帝京大学 冲永総合研究所プラクティカル・ラボ霞ヶ関 助教)
玉田 雅己 (学校法人明晴学園 理事長)
富樫 豊 (北陸こども環境研究会 代表)
中島 興世 (本会副会長/理事、子育てと教育を考える首長の会 事務局長)
三木 祐子 (帝京大学 准教授)
宮本 照嗣 (市民参加まちづくりパートナー)
吉永 真理 (本会副会長/理事、昭和薬科大学 教授)
代議員外役員名簿(9名、50音順)
五十嵐 隆 (本会会長、国立成育医療研究センター 理事長)
宇久田 進治 (本会監事、宇久田会計事務所 所長)
大豆生田啓友 (本会理事、玉川大学 教授)
河原 啓二 (本会監事、福島県県南保健福祉事務所 所長)
木下 勇 (本会理事、千葉大学大学院 教授)
佐久間 治 (本会理事、九州工業大学大学院 教授)
仙田 満 (本会代表理事、東京工業大学 名誉教授)
中山 豊 (本会専務理事)
渡邉 英則 (本会理事、渡辺学園理事長、ゆうゆうの森幼保育園園長)
≪2019年度代議員 選挙管理委員会≫
委 員 長:谷本 都栄 副委員長:吉永真理
委 員:神谷 明宏、四釜 喜愛、高橋 勝
玉田 雅己、富樫 豊、中島 興世、三木 祐子、宮本 照嗣
2018年度 第3回 こども環境学セミナー開催のお知らせ(12/17)
第3回こども環境学セミナー
※多くのご参加をいただきまして ありがとうございました※
こどもにやさしいまちをつくる都市の施策と組織
~施策等の実施体制に関する研究の報告を中心として~
◆講師:矢田 努(愛知産業大学大学院造形学研究科教授・建築学専攻長)
高木 清江(同准教授)
◆日時:2018年12月17日(月)18:00から
◆会場:(株)環境デザイン研究所 地下会議室(東京都港区六本木5-12-22)
◆概要:こども部などは全国の都市にどれぐらいあるでしょうか。それらはどのような施策領域を統括し、どのような部局と施策分担しているでしょうか。統括・分担のパターンよりみるとき都市にはどのような類型があるでしょうか。統括、分担といった施策実施体制の選択は都市規模等とかかわるでしょうか。都市における領域統括の可能性は都市規模等の指標により評価(予測)できるでしょうか。こどもにやさしいまちをつくる都市の施策と組織について、このような関心に始まる一連の検討を、文部科学省の科学研究費補助金を得て実施した全国都市アンケート調査の結果をもとに行いました。セミナーでは、あわせて、こどもにかかわる施策等の広がりと領域の構成、施策等への取り組みの特徴、施策担当者の評価とその要因、施策等の実施上の課題などについても、中間段階ですが、分析の概要をお話しします。主に参照する論文は以下のものです:
こども関係統合部局の全国都市における設置状況に関する研究
矢田努・高木清江・仙田満ほか、こども環境学研究、第13巻第2号(通巻第37号)、pp.45-53、2017.8
こどもにやさしいまちをつくる都市の施策等の実施体制に関する研究─全国都市アンケート調査における担当部局の設問にもとづく現状と課題の分析
矢田努・高木清江・仙田満ほか、こども環境学研究、第14巻第2号(通巻第40号)、pp.55-63、2018.8
◆参加費用:1,000円(資料代)
[講師プロフィール]
矢田 努:国際連合地域開発センター、株式会社環境デザイン研究所などを経て、現在は愛知産業大学大学院造形学研究科教授・建築学専攻長。Ph.D.(都市地域計画、MIT)。専門はこども環境学、都市環境デザイン、建築・都市計画。
著書ー『建築計画学』(松本直司編著)理工図書、2013年、担当第3部5、6、10章
『都市環境デザイン論』(仙田満・佐藤滋編著)、日本放送出版協会(発売)、2010、担当2、7、8、15章(共著)
高木 清江:名古屋工業大学大学院ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー中核的研究機関研究員、愛知産業大学造形学部講師を経て、現在は愛知産業大学大学院造形学研究科准教授。博士(工学)。専門は建築・都市イメージ研究、建築計画。
著書ー『建築・都市計画のための空間計画学』(日本建築学会編)井上書院、2002年、担当13章
『建築・都市計画のための空間学事典』(日本建築学会編)井上書院、2005年
こども環境学会 2019年大会 (九州)プレ・セミナー
こども環境学会 2019年大会 (九州)プレ・セミナー
2018年12月1日(土)
※終了いたしました。多くのご参加ありがとうございました※
■タイトル こども環境学会 2019年大会 (九州)プレ・セミナー
■テーマ 『こどもにやさしいまちの居場所づくり』
―多様で豊かな居場所にあふれた成育環境・まちのあり方―
■期日: 平成 30 年 12 月 1 日(土)13:00~16:30(+懇親会 17:00-20:00)
■会場: 九州工業大学工学部戸畑キャンパス(〒804-8550 福岡県北九州市戸畑区仙水町 1-1)
レクチャー: 中村記念館(100 周年記念館)2 階
懇親会: 鳳龍会館 (カフェ・ルージュ・ブラン)
■主催: 公益社団法人 こども環境学会
■共催: 北九州市 、北九州市教育委員会(予定)、九州工業大学
■後援: 福岡県他
■事務局:公益社団法人 こども環境学会 〒106-0044 東京都港区東麻布 3-4-7 麻布第1コーポ 601 TEL:03-6441-0564 FAX:03-6441-0563 E-mail:info@children-env.org URL:http://www.children-env.org/
■参加費等:セミナー資料代 500円(九工大生:無料)
懇親会 4,000円(別途)
■お申込み
下記お申し込みフォームに必要事項をご記入の上、決定ボタンを押していただくと、自動受付され、返信メールが申込者に送付されます。送付された受付メールは大切に保存をお願いします。
※詳しくは、こちらをご覧ください。
181120 大会プレ・セミナー:リーフレット (003).pdf
■■■【予告】こども環境学会 2019年大会(九州)■■■
《テーマ》
こどもにやさしいまちの居場所づくり
《日時》
2019年5月17日(金)~19日(日)
《場所》
九州工業大学工学部戸畑キャンパス
国際校庭園庭連合2018年日本大会(横浜)
【ご案内/国際校庭園庭連合2018年日本大会(横浜)
ー子どもと校庭・園庭、まち、そして世界から学ぶー】
国際校庭園庭連合(International School GroundsAlliance, ISGA)は、子どもたちの屋外での多様で豊かな学び、遊び、生活を目指して、校庭・園庭のさらなる積極的な活用及びそのための環境創生の推進・支援を行う団体・個人の国際ネットワークです。
過去はイギリス、カナダなどで開催されてきた国際シンポジウムを、このたび初の日本大会として2018年11月に横浜で開催することになりました。
横浜は、豊かな校庭園庭環境の活用、創生の実践が多くあり、また、まち保育・公園内保育所・まちの中の学校農園など、まちが校庭、園庭となる活動や環境も生まれています。
そこで本大会では、横浜を始め国内外の校庭・園庭、まちにまつわる、さまざまな展開をご紹介し、参加される皆さまにいま一度、校庭や園庭での活動や環境を見直すきっかけにしたい、という意図の大会になります。
ご関心のある皆様の多数の参加をお待ち申し上げます。
チラシはこちら 国際校庭園庭連合2018年日本大会(横浜).pdf
国際校庭園庭連合2018年日本大会(横浜).jpg
◆主催:国際校庭園庭連合(ISGA)・こども環境研究会関東
◆共催:公益社団法人こども環境学会
◆後援:鶴見大学短期大学部、鶴見大学短期大学部附属三松幼稚園、
横浜市幼稚園協会、横浜市私立保育園園長会、横浜市立小学校長会、
横浜市立中学校長会、横浜市立特別支援学校長会、特定非営利活動法人全国認定こども園協会、
一般社団法人全国認定こども園連絡協議会、一般社団法人横浜すぱいす、
日本景観生態学会 他
◆実行委員長
仙田考(鶴見大学短期大学部准教授、国際校庭園庭連合執行委員)
実行副委員長
伊東啓太郎(九州工業大学教授、国際校庭園庭連合運営委員)
三輪律江(横浜市立大学准教授、こども環境研究会関東副代表)
渡辺英則(ゆうゆうのもり幼保園、港北幼稚園理事長・園長、こども環境学会理事)
大会顧問
仙田満(東京工業大学名誉教授。こども環境学会代表理事)
木下勇(千葉大学教授。こども環境学会副会長)
大豆生田啓友(玉川大学教授。日本保育学会副会長)
◆日時:11月16日(金)~18日(日)
◆会場:鶴見大学・鶴見大学短期大学部・鶴見大学短期大学部附属三松幼稚園(横浜市鶴見区鶴見2-1-3)
◆主なスケジュール◆
<11月16日(金)>
魅力的な校庭、園庭の環境・活動を知る1 日バスツアー。
<11月17日(土)>◆
8:40~ ポスターセッション(PS)コアタイム①
9:45~ 開会挨拶、ガイダンス
10:30~ 基調講演(同時通訳有)
12:30~ 鶴見大学短期大学部附属三松幼稚園見学
13:00~ ミニツアー2つと国際シンポジウムの中から参加プログラムを選択
ミニツアー①(バス 逐次通訳有):大道小学校、ゆうゆうのもり幼保園
ミニツアー②(徒歩 逐次通訳有):總持寺訪問(拝観・座禅体験・三門展望)
国際シンポジウム(同時通訳有):テーマ「食べられる校庭・園庭
~SDGs に向けて~EdibleSchoolyard for SDGs」
17:30~ 懇親会
<11月18日(日) >
9:00~ 園庭・校庭分科会(逐次通訳有)
12:15~ ポスターセッション(PS)コアタイム②
13:20~ 海外の校庭園庭紹介(PP に一部和訳付き)
14:20~ まち分科会(逐次通訳有)
17:00~ 閉会挨拶
その他ワークショップ( 逐次通訳有)有り。
◆参加費:
一 般(17,18 日の2 日間) 6,000 円 ※早割10月31日まで
学 生(17,18 日の2 日間)3,000 円 ※早割10月31日まで
1日バスツアー参加費(16日) 5,000 円 ※東京ルートは応募締切終了
ミニツアー①参加費(17 日)3,000 円
ミニツアー②参加費(17日)1,000円
ポスター発表(18 日)1,000 円
ワークショップ参加費(18 日)1,000 円
懇親会(17 日) 5,000円
【詳細・申込みは日本大会公式HP から。最新情報も随時HPで更新中】
https://isga2018japanconfe.wixsite.com/isga2018
冊子「遊びで育つこども」2018年3月発行 ダウンロードできます!
今、お子さんをどう遊ばせたらよいかわからないという保護者・保育士の方の声を多く耳にします。
本冊子は、災害時や避難所における活用のみではなく、平常時にも保育者の方々が手に取って、お子さんと一緒に楽しく遊んでみてください。楽しく遊ぶと「こころもからだ」も弾みだします。
遊びは子どもたちの身体能力や運動能力を高めるだけではなく、社会性や挑戦性、想像力・創造性を育み、人として成長していくための「学びの土台づくり」の基礎、すなわち、「意欲的な心と挑戦性」さらに「危機察知能力」「危機回避能力」や多様な危機的状況からの「回復力」の育成となります。
本冊子「遊びで育つこども」を是非ご活用くださいますようお願い申し上げます。
ダウンロードはこちら
2018年9月
公益社団法人 こども環境学会
2018年度 第2回 こども環境学セミナー開催のお知らせ(10/13)
◆終了しました。ありがとうございました。◆
第2回こども環境学セミナー
若者の自立を支援できる場所はどこか
――生命・生・関係生成——
◆講 師:高 橋 勝(横浜国立大学名誉教授)
◆日 時:平成30年10月13日(土)14:00
◆会 場:環境デザイン研究所(東京都港区六本木5-12-22)
◆概要:いま大学では、学生のキャリア教育やコミュニケーション力の養成に力を入れている。経済界から即戦力の人材を求められていることがその大きな理由であるが、民俗学的に振り返ってみると、地域の大人がみんなの手で、子どもを大人にまで押し上げていく。これは、野性動物を含めた生きもの全体に通じる種の保存の知恵でもある。
しかし、いま、子どもたちは、長い学校の階段を上ることだけが期待され、最終段階である大学が、専門知の伝承だけでなく、「大人になる訓練」まで果たすように求められている。しかし、若者の社会的自立という手のかかる作業を、専門知の担い手に過ぎない高校や大学教師だけでできるのだろうか?
他方で、学校という長い階段のトンネルをくぐることに疲れた子どもたちは、不登校、中途退学、ネット依存、ひきこもり、自傷行為などに陥り、家庭内暴力という問題も後を絶たない。生きる意味を喪失し、生の不全感を抱える若者は決して少なくない。これは、巣から飛び立つべき年齢に達した若者が、あいかわらず学校という狭い空間とその価値観だけに縛られ、外に飛び立つための「助走」すらできない現状を物語っている。若者が自立するには、多種多様な世界を知り、多様な若者や大人たちと出会う経験、つまり自立の旅(大人へのイニシエーション)が必要なのではないか。
地域で若者が参加できる各種サークルや数々のボランティア集団、そして学校の中に地域の大人たちを招き入れて、多様な大人と交流する「居場所カフェ」づくりなど、広い世界に向けて若者を「解き放つ場所」をどう創り出すかを、教育人間学的に考察する。
子どもを「一人前の大人」にまで育て上げていく場所は、もともとは学校ではく、地域共同体と職場であった。しかし、現代では、子どもたちは長い学校の階段を上り、最終段階である高校や大学において、専門知の担い手にすぎない高校や大学教師により「大人になる訓練」が行われている。
若者が自立するには、多種多様な世界を知り、多様な若者や大人たちと出会い交流する経験、つまり自立の旅(大人へのイニシエーション)が必要なのではないか。
地域で若者が参加できる各種サークルや数々のボランティア集団、そして学校の中に地域の大人たちを招き入れて、多様な大人と交流する「居場所カフェ」づくりなど、広い世界に向けて若者を「解き放つ場所」をどう創り出すかを、教育人間学的に考察する。
◆参加費用:1,000円(資料代)
[講師プロフィール]
愛知教育大学助教授、横浜国立大学助教授、教授、帝京大学大学院教授を歴任。現在、横浜国立大学名誉教授、帝京大学顧問、神奈川県教育委員。専門は教育人間学で、子ども・若者が育つ空間を研究してきた。
主著『流動する生の自己生成――教育人間学の視界』東信堂、2014年
『子どもが生きられる空間――生・経験・意味生成』東信堂、2014年
『経験のメタモルフォーゼ ――〈自己変成〉の教育人間学 』勁草書房、2007年
『子ども・若者の自己形成空間 ─― 教育人間学の視線』(編著)東信堂,2011年